横浜美術館・下村観山展を観てきました
2014年2月2日 日常横浜美術館にて、下村観山展が開催されているので行ってきました。
下村観山は、明治時代から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。
なお名前が似ている横山大観とは、東京美術学校にて同期だったとのこと。
下村観山は、幼少のころから絵の才能を発揮し、
今回の展覧会では、10歳の時に描かれた絵(水墨画)も展示されていました。
10歳であれだけ描けるなら、絵の才能があると
誰だって思いますわな…。
昔も今もそうですが、やはり才能がある人というのは、
小さい時からその才を発揮させているのだと感じました。
さて、下村観山はイギリスに留学し、
日本と西洋をマッチングさせた絵画技法を確立させました。
留学前後では、絵に宿る温かさが違うように感じます。
その留学後に描かれた、下村観山の代表作ともいわれる「小倉山」。
百人一首でおなじみの
「小倉山 峰のもみじ葉 心あらば今ひとたびの みゆき待たなむ」を
歌った藤原忠平を描いた屏風も飾られています。
横浜美術館に置かれていた子ども向けの小冊子では、この作品について
「画面の右から左に向かい、大地の線は連続していないが、
この不思議な表現によって、作品の空間がぐっと広がりを増している。
目の前の風景から、豊かな歌の世界へ飛び立とうとする、
忠平の心の動きが伝わってくる」と称しています。
中学生の時に百人一首を勉強しましたが、その時は暗記して
終わってしまいました。
暗記だけではなく、その歌に込められた思いや絵等も
教えてもらったほうが大切だよなぁと、
こういう芸術を観るたび、つどつど感じるのでした。
===============================
【横浜美術館・下村観山展】
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2013/kanzan/
【KIRIN ~美の巨人たち~】
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/101113/
下村観山は、明治時代から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。
なお名前が似ている横山大観とは、東京美術学校にて同期だったとのこと。
下村観山は、幼少のころから絵の才能を発揮し、
今回の展覧会では、10歳の時に描かれた絵(水墨画)も展示されていました。
10歳であれだけ描けるなら、絵の才能があると
誰だって思いますわな…。
昔も今もそうですが、やはり才能がある人というのは、
小さい時からその才を発揮させているのだと感じました。
さて、下村観山はイギリスに留学し、
日本と西洋をマッチングさせた絵画技法を確立させました。
留学前後では、絵に宿る温かさが違うように感じます。
その留学後に描かれた、下村観山の代表作ともいわれる「小倉山」。
百人一首でおなじみの
「小倉山 峰のもみじ葉 心あらば今ひとたびの みゆき待たなむ」を
歌った藤原忠平を描いた屏風も飾られています。
横浜美術館に置かれていた子ども向けの小冊子では、この作品について
「画面の右から左に向かい、大地の線は連続していないが、
この不思議な表現によって、作品の空間がぐっと広がりを増している。
目の前の風景から、豊かな歌の世界へ飛び立とうとする、
忠平の心の動きが伝わってくる」と称しています。
中学生の時に百人一首を勉強しましたが、その時は暗記して
終わってしまいました。
暗記だけではなく、その歌に込められた思いや絵等も
教えてもらったほうが大切だよなぁと、
こういう芸術を観るたび、つどつど感じるのでした。
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【横浜美術館・下村観山展】
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2013/kanzan/
【KIRIN ~美の巨人たち~】
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/101113/
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