今日の朝日新聞の広告一面に、ドラえもんの広告が掲載されていました。

1980年に公開された映画「のび太と恐竜」から、
今年の「のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」まで
累計観客動員数1億人を超えたとのこと。
小さいときはよく観に行ったので、自分もふくまれた数になっている…はずです。

広告には今までに公開された映画のキャラクターが描かれているのですが、
懐かしいこと、懐かしいこと。
ドラえもん映画(主に80年代)は映画を見たり、
コミックスを持っていたりしたので、
絵を見ればすぐにお話を思い出します。



 
  
たとえば「海底鬼岩城」に出てきたひみつ道具・バギー。
このバギーは知能を持った乗り物なのですが、あまりにもドライでクール。
ですが、しずかちゃんが見せる優しさに心魅かれていきます。

色々とあって囚われたしずかちゃんを助け出そうと、
ドラえもん・のび太・ジャイアン・スネオが救出に向かうのですが、
それぞれが敵にやられてしまいます。

しずかちゃんが首をはねられそうになるとき、ボロボロになったドラえもんが
なんとかたどり着くのですが、気を失って倒れます。
ドラえもんの近くに駆け寄ったしずかちゃんが「もうおしまいなのね」と
涙を流すと「泣イテイルノ?シズカサン」とバギーの声が…。

バギーのイラストを見ただけで、ここまで思い出して、そして泣けます。
「ボク、シズカサンノタメナラ死ンデモイイ」と、
バギーのセリフがこんな伏線になるとは…。



藤子先生のひみつ道具を使った伏線はとても素晴らしく、
「のび太の大魔境」では「予約先取り機(という名前だったような…)」が、
「のび太の宇宙小戦争」では「スモールライト」が、
ああいう展開で使われるとは思いませんでした。 
大人になって、藤子先生の偉大さを改めて感じています。
 
 

 
とはいえ中には「のび太の魔界大冒険」に出てくるメデューサのように
トラウマを植え付けかねないものもありますが…。
新作だとメデューサの設定を少し変更していましたが、
旧作はただただ怖い存在でした。

また、自分は見たことはありませんが「のび太と雲の王国」だと、
ドラえもんが壊れるようです。
(スクラップ状態?)

夢ばかりではなく時にブラックな面もありますが、
ドラえもん映画が映画の原点である方が多いと思います。
これからも想像力と願いがこもったドラえもん映画を作り出してほしいものです。



ちなみに自分が一番好きなドラえもん映画は「のび太と鉄人兵団」です。
リルル……(涙)。


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【ドラえもん ひみつ道具博物館 公式サイト】
http://doraeiga.com/2013/

【ドラえもん 映画リスト(シンエイ動画)】
http://www.shin-ei-animation.jp/doraemon/movie/

【映画ドラえもんサイト】
http://www.dora-movie.com/top.html
ここのゲームが難しかった…最近の作品のドラえもんの服装なんて分からない…

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