国立科学博物館で開催されている「マチュピチュ発見100年 インカ帝国展」に
行ってきました。

発見されてまだ100年ですが、
マチュピチュは「老いた峰」という意味がある通り、
とても高い山で登るのが大変なため、
近代になってやっと見つけることが出来たこと自体、
奇跡なのかもしれません。

それこそ「天空の城ラピュタ」のように、
ラピュタの存在を訴え続けていたものの嘘つき呼ばわりされた
パズーのお父さんみたいな光景があったのかもしれません。

「インカ帝国?おとぎ話だよ、そんなの?」って。
 
あくまで妄想ではありますが、
それでも近代になってやっと発見されたマチュピチュの遺跡等に心が熱くなったのでした。



さて、インカ帝国展の中で一番驚いたのは、チケットにも映っている
「小型女性人物像」です。
最初のほうに展示されている「小型女性人物像」ですが、
実物は5センチくらいの小さな人形でした。

この時代の考え方は、お願いをするときは大切なものを捧げる
「等価交換」と似たような考え方?)
らしく、神様にお願いをするときは、自分の大切なもの…
つまり子どもを生贄に捧げました。
その子どもたちの周りにあったのが、小型女性人物像とのことです。
 
ここで話はそれますが、
・万国に共通する「神様」という考え方
・神様に捧げるための生贄という考え方 
は、どうやって生まれたのかとても気になります。

誰かが「神」と言わなければ神様という考え方は生まれず、
神様に生贄を捧げるという考え方も生まれないだろうに…。

これは自分で勉強してみようと思いますが、
昔の人たちの「神様」という考え方がとても気になったのでした。 

 


あとインカ帝国展の最後にある3Dスカイビューシアターは、
玉木宏さんがナレーターを務めていました。
(これは3Dにする必要があるのかなとか、
玉木宏さんがナレーターを務める必要があるのかなとか、
色々な思いを持って見た3Dでした。
インカ帝国はコンドルを聖なる鳥と考えていて、そのコンドルからの視点で
作られたコンセプトがあったようです。)

あの「コンドルは飛んでいく」もペルーの民族音楽のため、
そう思って改めて聴くと情緒深いものを感じました。


ですが年配の方が3Dを見ると酔う気分になるようなので
お気をつけてください。

(一緒に行った母が、そのように言っていました。)


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【TBS インカ帝国展】
http://www.tbs.co.jp/inkaten/

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