図書館で「断捨離(だんしゃり)」関連の本を検索すると
予約が数百件待ちのものがほとんどです。

自分はananで「断捨離」を知りましたが、
すぐに消えると思っていました。
しかし、自分の予想に反し、ここまで考え方が広がっている今、
この言葉は日本人に合っているのではないかと思います。

我が家もこのブームに乗り、不必要なものを捨てたり
リサイクルに出したりと、大掃除を兼ねて頑張りました。
(余談ですが、不要な服はたまにマルイ等で引き取るイベントを
行っているほか、地区センターで引き取ってくれることが多いです。
ゴミ箱にポイではなく、ぜひ調べてみてください。)


 
 
「断捨離」という言葉は、ヨガの「断業」「捨行」「離行」
いう考え方を応用しているようです。
 
祖先の思いを大切にする日本人だから、形ある物を捨てられずに
そのままになっているのですが、全てを捨てるのではなく、
必要なものだけを取捨選択するという行為が受けたのではないかと思います。

形で取っておくことが「思い出」ではありません。
思い出すから「思い出」なのです。

 
また、断捨離には「物を捨てること=プラスのイメージ」があります。
「物を捨てる=もったいない=マイナスのイメージ」があったからこそ、
余計にこの言葉に注目が浴びたのではないでしょうか。

だからこそ「事業仕分け」ではなく「断捨離」という言葉を
使っていれば、省庁も「仕方ないっスね」と事業を廃止した
……はず?
職場でも上司に「この事業を廃止して、断捨離しましょうよ!」と提案しましたが、
苦笑いされただけでした。
職場では、まだまだ普及されないようです。

 
 
 

そういえば、断捨離のセミナーを見つけましたが、
数万円もするものばかり…。これなら「断捨離、断捨離」と呟きながら、
物を捨てていったほうがお金もかからず、
効率的じゃね?

  

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【NHK クローズアップ現代】
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2982

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