「OLはえらい」というコミックエッセイ(OLだけれど
ロバの姿をした女性が主人公)の頃から、
とても好きな方でした。

御世辞にもうまいとはいえない…けど味のある絵に、
時々核心をつかれる言い回し、
そして現実にありえるシチュエーション。 
 
 
 
 
「どうしても嫌いな人」の前に出版されている「ほしいものはなんですか」。
自分は、特にこの本が気になりました。

「ほしいものはなんですか」の中で出てくる、
子持ちの女性が、独身の女性に仕事を任せて帰る場面。
(たしか「子どもを保育園に迎えに行く」「子どもが熱を出した」という
子ども関連の場面だった気が。)


「おたがいさま」「いつか自分も子どもを持つんだし」と思いながら
「本当に子どもを持てるのか。結婚できるのか」と考えてしまう…。
この場面が自分とリンクしたのでした。
みんな、子持ちには優しく独身女には厳しいのです。
(少なくともうちの職場は。)

「仕事をやり終えられなかったら独身女に」みたいな雰囲気が職場にあって、
腑に落ちないことも多々ありました。
しかし、子持ちの方が「独身女は仕事を手伝って当然」という考えの方ではなく、
「仕事を手伝ってくれてありがとう」という考えの方だったから、
救われたことも多々ありましたが。


 
 
「ワークライフバランス」や「イクメン」など世の中に浸透しつつある言葉ですが、
行政の思い付きで終わるのではなく、
働く人全ての方が、仕事と生活を両立させられるような働き方が
浸透する社会になればよいなぁと思います。

コメント

パステル
2010年9月13日22:16

シングルマザーには、優しいのでしょうか?それとも厳しいのでしょうか?

飛魚
2010年9月14日20:12

>パステルさんへ
シングルマザーは…近くに居ないから分かりませんが、
子持ちなら多少優しくされるのではないかと思います。
でもね本当、職場によってだと思います。 
 
自分の職場に居た子持ちの方も、他の職場に異動したら
そこでは「皆が子持ち」なので優遇もされず、
むしろ土日も仕事で大変だとか…。

毎年、職場の人間が入れ替わるので当然、職場の考え方(風潮)も変わるわけですが、
「1年だけ我慢」と思えるか「1年も我慢」と思えるかは、
自分次第なのかなぁ…。

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