この人は女性心理を描くのが上手い(益田ミリ作品)
2010年9月13日 読書 コメント (2)
「OLはえらい」というコミックエッセイ(OLだけれど
ロバの姿をした女性が主人公)の頃から、
とても好きな方でした。
御世辞にもうまいとはいえない…けど味のある絵に、
時々核心をつかれる言い回し、
そして現実にありえるシチュエーション。
「どうしても嫌いな人」の前に出版されている「ほしいものはなんですか」。
自分は、特にこの本が気になりました。
「ほしいものはなんですか」の中で出てくる、
子持ちの女性が、独身の女性に仕事を任せて帰る場面。
(たしか「子どもを保育園に迎えに行く」「子どもが熱を出した」という
子ども関連の場面だった気が。)
「おたがいさま」「いつか自分も子どもを持つんだし」と思いながら
「本当に子どもを持てるのか。結婚できるのか」と考えてしまう…。
この場面が自分とリンクしたのでした。
みんな、子持ちには優しく独身女には厳しいのです。
(少なくともうちの職場は。)
「仕事をやり終えられなかったら独身女に」みたいな雰囲気が職場にあって、
腑に落ちないことも多々ありました。
しかし、子持ちの方が「独身女は仕事を手伝って当然」という考えの方ではなく、
「仕事を手伝ってくれてありがとう」という考えの方だったから、
救われたことも多々ありましたが。
「ワークライフバランス」や「イクメン」など世の中に浸透しつつある言葉ですが、
行政の思い付きで終わるのではなく、
働く人全ての方が、仕事と生活を両立させられるような働き方が
浸透する社会になればよいなぁと思います。
ロバの姿をした女性が主人公)の頃から、
とても好きな方でした。
御世辞にもうまいとはいえない…けど味のある絵に、
時々核心をつかれる言い回し、
そして現実にありえるシチュエーション。
「どうしても嫌いな人」の前に出版されている「ほしいものはなんですか」。
自分は、特にこの本が気になりました。
「ほしいものはなんですか」の中で出てくる、
子持ちの女性が、独身の女性に仕事を任せて帰る場面。
(たしか「子どもを保育園に迎えに行く」「子どもが熱を出した」という
子ども関連の場面だった気が。)
「おたがいさま」「いつか自分も子どもを持つんだし」と思いながら
「本当に子どもを持てるのか。結婚できるのか」と考えてしまう…。
この場面が自分とリンクしたのでした。
みんな、子持ちには優しく独身女には厳しいのです。
(少なくともうちの職場は。)
「仕事をやり終えられなかったら独身女に」みたいな雰囲気が職場にあって、
腑に落ちないことも多々ありました。
しかし、子持ちの方が「独身女は仕事を手伝って当然」という考えの方ではなく、
「仕事を手伝ってくれてありがとう」という考えの方だったから、
救われたことも多々ありましたが。
「ワークライフバランス」や「イクメン」など世の中に浸透しつつある言葉ですが、
行政の思い付きで終わるのではなく、
働く人全ての方が、仕事と生活を両立させられるような働き方が
浸透する社会になればよいなぁと思います。
コメント
シングルマザーは…近くに居ないから分かりませんが、
子持ちなら多少優しくされるのではないかと思います。
でもね本当、職場によってだと思います。
自分の職場に居た子持ちの方も、他の職場に異動したら
そこでは「皆が子持ち」なので優遇もされず、
むしろ土日も仕事で大変だとか…。
毎年、職場の人間が入れ替わるので当然、職場の考え方(風潮)も変わるわけですが、
「1年だけ我慢」と思えるか「1年も我慢」と思えるかは、
自分次第なのかなぁ…。