CMって面白いよ。（ACC・CMフェスティバル上映会レポート）

2007年3月4日日常

昨日は、日本でもっとも規模が大きいCMコンクール
「ACC　CMフェスティバル」の入賞作品上映会が
あり、母と二人で行ってきました。

ちなみに本年度のテーマな「チャーミング」。
そのコマーシャルに「人を振り向かせる魅力があるかどうか」という
”チャーミングさ”審査の対象になっているようです。
でも……テーマに「チャーミング」ってどうよ？
　
　
そんな心のツッコミを無視して、上映会は始まりました。
日ごろ目にしているCMが流れていました。
たとえば、ホットペペッパーの吹き替えCM。
ウーノのお笑い芸人さん達を使ったCM。

本年度のグランプリはオダギリジョーさんでおなじみの「ライフカード」でした。
「どーすんの？どーすんの…オレ！？」というものです。

今回、審査員として来ていただいた箭内道彦（やない・みちひこ）さん
がおっしゃっていましたが、ライフカードは監督が変わり
さらに良くなったCMとのことでした。

確かにライフカードのCMを何本か続けてみると、その差は歴然です。
テンポが違います。
ちなみに、クリスマスの時から監督が変わったそうです。
（クリスマスの夜、仕事先の人に「書類を届けろ」と怒られ
必死に持って行ったら、なぜか熊のぬいぐるみに変わっていたもの）
　
　　
ちなみに多大な広告費をかけたことで有名なTSUBAKIのCMは
「キャンペーン特別賞」を受賞していました。
このCMを製作した大貫さんという方は「これはグランプリに値する
のに、価値がわかってない」と怒った（？）らしく、授賞式を欠席されたとか。
本当かどうか分かりませんが……。

きっと見る人には分かるんでしょうね。
自分には分かりませんでしたが。
　
　
あと自分が見て良かったCMは
●ソラリアプラザ商店会（地方CMみたいです）
降り積もる雪の地に、誰かの足跡がついている。
その後を女の子が足跡の上を歩いていくのですが
この二人の足跡がうまく重なりありハート型になる…というもの。

●株式会社・長野時計店（これも地方CMです）
時間の大切さを詩のように語っているもの。
しかもこの詩が、心うたれるんです。
絶対見てもらったほうがいいのですが…。
ネットで流れないかなぁ。

●エステワム
彼氏を両親に紹介する女性。場は和やか。
彼氏が「ほんと、お母様お綺麗で〜！ボク、お母様と結婚したいなぁ」
というと、父親が彼氏に殴りかかるというもの。
　
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ただ昨年、世界のCMフェスティバルを見たせいか「日本のCMには
インパクトがない」というのが、自分と母の意見でした。

世界のものは有名人よりもアイディアや商品で勝負し
日本のものは、芸能人や有名人、会社の知名度で勝負している感が
否めませんでした。

規制が厳しいから仕方がないかもしれませんが、
それでもあっと目をひく…テレビ番組よりも面白いCMを期待しています。