神様だって、出来ることと出来ないことがあるんだ。

2007年1月4日日常

ある外国のドキュメンタリーかなにかで
外国の子供たちに「神様の絵を描け」と絵を描かせていた。

どの子も「人間そっくりな神様」を描いており
人間からかけ離れた神様を描く子は一人も居なかった。

どんなに想像を広げても「人間」というものから
意識を遠ざけることはできないといった、
そんな結論だったような気がする。

そんなことを考えもしなかったし、思いつきもしなかった
自分は、少しだけ頭が良くなった気がした。

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さて我が家では1月2日になると、川崎大師へ初詣に出かけます。
自分を取り残して。
家に誰か居ないと戸締りが面倒くさいという理由で
自分が取り残されることになりました。

しかし我が家の初詣は、準備が半端ではありません。
朝7時には家を出発します。
そして初詣に行ったら飲まず食わずで家に帰ってきます。
（今年は朝9時半には家に戻ってきました）

そんな朝早くに家を出るのは
単に誰も見られたくないからであり
化粧も簡素に、洋服もオシャレよりも暖かさを優先しています。
そのような理由から、誰にも見られない（と思われる）時間帯に出発するのです。
　
家族と一緒にご飯を食べないと朝ごはんを用意してもらえないので
眠い目をこすりこすり、ご飯を食べていると母が言いました。
母「下着は新品がいいかしら〜」
自分「神様は下着まで見るほど変態じゃねぇよ」

　
しかし姉に自分の意見は一蹴されてしまった。
「こないだのサザエさんでは、新年を迎えるとき
新しい下着にしていたから、新品のほうがいいよ。
そのほうがご利益はありそうだし」

こうして身内の意見よりも、サザエさんの意見が採用されました。

しかし新品の下着をつけることにこだわっているわりには、
化粧をほとんどしないで出かけるのだから、そちらのほうが
神様だって嫌ではないでしょうか。
神様だってノーメイクのブスよりも
化粧してなんとか見られるようになったブスに
お参りされたほうがいいに決まっています。
　
　

と思ったのだが、考え直しました。
たとえば夜。
ベッドでキレイだと思っていた女が化粧を
落としたことで気分下降↓↓状態になるのと
ノーメイクブスだけど洋服を脱がせたら下着が新品で
気分上々↑↑状態になるのとではどちらがよいか……。

……それともお賽銭をたっぷりくれた人を
神様は好きになるんでしょうか…？
　
　　　

結局は、神様の姿どころか神様の性格さえも
人間の想像を越えることが出来ないことに気づいたのでした。