なるべく多くの本を読もうと思い図書館から借りてきたのが
「あたま革命〜シカクいアタマをマルくする」という
受験問題の電車広告でおなじみ、日能研の本でした。

中学受験レベルとはいえどなかなかの難問であり
かつ面白いですね…解ける解けないは別として。

 
この本の理科の問題で振り子の問題があり
ワンポイント解説として「大きな古時計」のことが載っていました。

「大きな古時計」は1876年にアメリカの作曲家ヘンリー・クレイ・ワークが、
イギリスのジョージホテルを訪れた時に聞いたエピソードを
元に作られた歌だといわれています。

そのエピソードというのが、いつも正確な時を刻んでいた大きな振り子時計が
所有者であった兄弟の弟の死を境に狂い始め、
さらにその1年後、兄が亡くなったときには
その時刻である「11時5分」を指し示したまま
動かなくなってしまったというものでした。
 

 
そして何故かワークは続編に当たる「大きな古時計 続編」を
1878年に作詞・作曲をして世に発表をします。

続編は、動かなくなってしまったおじいさんの古時計に変わり
新しくコンパクトな壁掛け時計が登場。
周りの人々は古時計を役立たずとバカにし解体してしまう
という、あまりにも救いの無い歌詞のようです。
 
 
なにがワークをそうさせてしまったのでしょうか。
そして平井堅さんは続編の存在を知っていて
歌っていたのでしょうか。

いつかインタビューをする機会があれば、ぜひ聞いてみたいと思います。 

 

………そんな機会は無いに等しいですが。

コメント

ボブ
ボブ
2006年1月13日22:07

そんな見も蓋も無い続編があったのですか、知りませんでした・・・(´・ω・`)

でも、それはそれで日本語訳された曲を聴いてみたい気もしますw

飛魚
飛魚
2006年1月15日14:23

>ボブさんへ
コメントありがとうございます。
さらに調べていったところ「世界の民謡・童謡」というサイトで
大きな古時計の続編について書かれたサイトを発見しました。

「世界の民謡・童謡」…大きな古時計編
http://www.worldfolksong.com/gfc/

…続編の存在を知らないまま歌っている小学生を見ると
「社会には夢なんて存在しないんだぜえええええええ」と
意地悪してみたくなります。(嘘です)

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