既に同期が一人辞めていましたが、その時は
部署全員集めて、役員が
「今日、○○が辞めることとなった」とか言って
一応、退職の儀がありました。

なので、自分の時もやってくれるかなぁと思ったら
役員はさっさと帰っていきました……。

えっ!?と思いつつも
今日で最後なので、役員を呼び止め
自分「今までありがとうございました」と言ったら
役員「あっ、お疲れ」と言って
帰っていきました……。

 
さっきまで、人のお菓子食ってたのに……


ここまで来ると、さっさと帰るに限ります。

世話になった人に適当に御礼を言って、帰りました。

しかし、何人かの同期や先輩が追いかけてきてくれました。
その様子は、さながら青春ドラマのようでもありました。

「お前ー、いつも通りに帰ったらダメじゃん」
「今日、飲みに行こうぜー」
とか先輩や同期の言葉に、ただ涙涙(泣かなかったけど)

でも、この会社から一分も早く離れたかった自分は
「体調良くないんで……」と断ったら
ある先輩が
「お前……そんなにこの会社嫌いだったのか…」と。

そこまで人の心を読まないで下さい(怒)。

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やっぱり周囲の人たちは、本当に
良い人ばかりだと思いました。

でも会社のやり方についていけなかったし
何よりも自分の時間が欲しかった。

「若い時は仕事に時間をとられるのが当たり前」
という考えの人や
「3年は働かないと仕事が身につかない」
という考えの人も居ますが
自分は、その考えには賛成できないでしょう、これからも。

 
自分は精神的に弱かったのかもしれません。
現に、この会社で何年も働いている人はいます。
 
自分よりももっと忙しい環境に身を置いて
働いている人も居ます。

でも、今だけは自分に甘くし、休ませて下さい。

これが社会人半人前の自分が最後に出した
結論なのでした。

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