モデルルームの看板持ちのバイトを終え、
家に帰ってくると
自分の部屋にお雛様が飾られていました。

家族はみんな「やっぱり女の子の節句だよねー」
と言いながら微笑ましそうです。


だったら違う部屋に置いてくれよ!!

実はうちのお雛様、なぜか七段飾り…。
凄いみたいなんですけどね……。

でも、こんな狭い家に七段飾りなんか必要ありません。

しかも自分の部屋なんかに!


このお雛様は部屋の面積の半分を陣取ってます。
その半分の面積に、私はお布団を敷き、
お雛様と添い寝するような状態になるのです。

何が哀しくてお人形と一緒に寝なければいけないんだか。


どうしても腑に落ちず、文句を言っていると
母が言いました。
「あんたはやっぱり、文句を言うと思っていたわ」

だったら、違う部屋に出してください(怒)。


しかし、文句を言ってもお雛様を動かすことなど出来ず
仕方なく一夜を共にするのでした…。

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