「かなりや」 詞・西条八十(1918年)

唄を忘れた金糸雀(かなりや)は
後の山に棄てましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は
背戸の小薮(こやぶ)に埋めましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は
柳の鞭(ムチ)でぶちましょか
いえ いえ それはかわいそう

唄を忘れた金糸雀は
象牙の船に銀の櫂(かい)
月夜の海に浮かべれば
忘れた唄をおもいだす

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ダカーポという雑誌を読んで
この詩のことが出てきたので、全文
貼ってみました。

著作権とかどうとか言われたらどうしよう……と
思いつつ、貼っちゃいました。

ここからこの詩をコピー&ペースト。
http://www.yutaka-sec.co.jp/gensen/nakagawa/owl15.html

現代の歌も良いけれど
たまにはこんな詩を読むのも
良いのではないでしょうか。

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