4日。リクルートの面接を受けた後、吉祥寺まで行ってコスモデザインの説明会へ。

広告を制作したいという願望がある私は、広告を制作できるということだけで、コスモデザインの説明会に参加した。

会場に着くと、自分の履歴書と引き換えにコスモデザインの会社概要などが手渡される。
ここで、私はびびってしまった。

「応募職種…システムエンジニア、プログラマー」

…SE?プログラマー?
そう、企業研究をしなかった私は、ここがどんな職種を募集していなかったのか、分からなかったのである。

まぁ、今日は説明会。履歴書を提出してしまったが、一枚失敗したと思えばいいや…。
そう思い直し、説明会に参加した。

「この説明会のあとに、皆さんと面接をいたしますので、途中でお帰りになることは出来ません」
この一言で、私の体内の毛穴という毛穴から、汗が吹き出た。
コスモデザインよ、私を亡き者にしようというのか!?

大体、企業研究さえしなくてこの説明会に参加したのだから、当然、志望理由も無い…。
本当にどうしよう。
しかし、逃げられない。
大した質問ではありませんように…そう願い、いざ面接へ。

1グループ10人に分かれ、一人ずつたった一つの質問。
「学生時代に熱中したことは?」
「頑張ったときって、どんな時?」
と聞かれており、志望理由さえ聞かれなければこっちのものだと確信していた。

そして、私の番。
「あなたにとって、便利システムってなんですか?」
はぁ?便利システム?
私の頭の中は一気に真っ白けになった。
便利システム、ベンリシステム、べんりしすてむ…。
考えれば考えるほど、分からなくなる。
でも、沈黙ではいけない。
何か言わなければ、何か…。
と、思いついたのが「動く歩道」だった。

さすがに面接官も予期しない答えだったらしく、思いっきり笑われてしまった。
その瞬間、「落ちた…」と心からそう思った。

今日の教訓:どんなに興味が無い企業でも、研究だけはしておこう。

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